天蓋山は冬でした
2012年11月05日
連休の日曜日、飛騨地方はよく晴れました。
そんな天気では、どうしても山に行きたくなります(^_^;) そんな趣味のない人には分からない衝動です。
天蓋山(標高1527.3m)11月4日(日)
神岡町山之村地区森茂
入山口:山之村キャンプ場 トイレ有り(冬期閉鎖)
累積標高差717m
登山口の駐車場に着いたのは午前7:50。すでに3台の車が停まっていました。
朝食にコンビニおにぎりをいただき、準備を整え出発したのが8:10。
その間に次々と登山者の車が到着し、登山者用駐車場はいっぱいになりました。
山之村キャンプ場の中は紅葉の終わりを迎えていました。
キャンプ場を奥に進み、キャンプ場の駐車場の前を左に。登山届けのポストの横を通り、白樺の林に入って行きます。
ここからの登山道は明瞭。迷うことはありません。
しばらくして渓流に沿って道は続きます。
左に見える尾根の上に道は乗越します。
しばらく明るい林を別の渓流に沿ってゆるやかに登って行きます。
やがて尾根が目の前に現れ、ここからは急な登りが始まります。
今年からポイントごとに手作りの標識が設置されました。急登の始まりには「急坂」と書かれていました。
とっつきからはしばらくジグザグに登り、やがて直登が始まります。
尾根にはうっすらと雪が残っていました。
早朝はまだ道は凍っています。粘土質の土が気温が上がるとともに泥濘となり、下山時には滑りやすくなってしまいます。
中間点にも標識が登場。遠くから見ると大きな字で「もう一息」。しかし近づくと小さく「あと半分」。
がっくりしないで頑張りましょう。
このあたりで目指す天蓋山が右手に見えてきます。
左にあるのが前山で、右が天蓋山。
さらに左手には葉が枯れ落ちた樹間に飛騨山脈が見えています。
ゆっくりでも登っていれば急坂は終わります。
しばらく小さなアップダウンを越えていきます。
開けた小ピークを下り、谷に下りて短い急登を登れば雀平です。
雀平は飛騨山脈の展望台。頂上まで行かず、ここで戻る人も少なからずいるほどです。
右手に笠ヶ岳。左の山の陰に槍ヶ岳が少し頭を出しています。
左手には薬師岳や立山。
雀平から前山が見えます。天蓋山はこの山を越えないと見えてきません。
急な登りの後、いったんゆるやかなブナ林を通り、ふたたび急登が始まります。
頭上が明るくなって(今回は青空が見えて)きたら、前山のピークです。
例の標識もあります。
図が描いてあり、ピークを下り天蓋山へ登り返すことが分かります。
ちなみに、ピークに上がった左に乗鞍と御嶽を望む展望ポイントがあります。
ピークを進むと下りが始まりますが、急で滑りやすいので注意が必要です。
目の前に天蓋山が現れました。
雪の急登を詰めると頂上が見えてきました。
天蓋と呼ばれる山の頂上は最高の展望でした。
標柱に描かれた文字は女性登山家の田部井淳子さんのものです。
展望できる山の数々。笠ヶ岳から槍ヶ岳。
黒部五郎岳。
薬師岳。
立山と剱岳。
振り返ると神岡の町と遠くに白山。
南に乗鞍岳と御嶽山。
温かいお茶を飲みながら30分ほど展望を楽しんで下山しました。
さて下山は気をつけないといけません。
昨日のような登山道の状態でなくても、もともと天蓋山の道は急で滑りやすいからです。
特に昨日のように雪が溶けて土がぬかるんでしまうと、足の置き場やバランスによって登山靴でも滑ります。
とにかく慎重に下ります。
その甲斐あって尻餅をつくことなく無事下ることができました。
12時を前に駐車場に戻ると車がいっぱい停まっていて、中にはこれから登ろうとしている人も。
たとえ低山でも、この時期に登るには時間が少し遅すぎるのではと思います。
天蓋山に関しては、登山道がぬかるむ前に戻ってくるのがおすすめ。また夕方になればふたたび凍結するかもしれません。
時間の経過により道のコンディションが変わることを理解して、晩秋の山は楽しく登りたいものですね。
そんな天気では、どうしても山に行きたくなります(^_^;) そんな趣味のない人には分からない衝動です。
天蓋山(標高1527.3m)11月4日(日)
神岡町山之村地区森茂
入山口:山之村キャンプ場 トイレ有り(冬期閉鎖)
累積標高差717m
登山口の駐車場に着いたのは午前7:50。すでに3台の車が停まっていました。
朝食にコンビニおにぎりをいただき、準備を整え出発したのが8:10。
その間に次々と登山者の車が到着し、登山者用駐車場はいっぱいになりました。
山之村キャンプ場の中は紅葉の終わりを迎えていました。
キャンプ場を奥に進み、キャンプ場の駐車場の前を左に。登山届けのポストの横を通り、白樺の林に入って行きます。
ここからの登山道は明瞭。迷うことはありません。
しばらくして渓流に沿って道は続きます。
左に見える尾根の上に道は乗越します。
しばらく明るい林を別の渓流に沿ってゆるやかに登って行きます。
やがて尾根が目の前に現れ、ここからは急な登りが始まります。
今年からポイントごとに手作りの標識が設置されました。急登の始まりには「急坂」と書かれていました。
とっつきからはしばらくジグザグに登り、やがて直登が始まります。
尾根にはうっすらと雪が残っていました。
早朝はまだ道は凍っています。粘土質の土が気温が上がるとともに泥濘となり、下山時には滑りやすくなってしまいます。
中間点にも標識が登場。遠くから見ると大きな字で「もう一息」。しかし近づくと小さく「あと半分」。
がっくりしないで頑張りましょう。
このあたりで目指す天蓋山が右手に見えてきます。
左にあるのが前山で、右が天蓋山。
さらに左手には葉が枯れ落ちた樹間に飛騨山脈が見えています。
ゆっくりでも登っていれば急坂は終わります。
しばらく小さなアップダウンを越えていきます。
開けた小ピークを下り、谷に下りて短い急登を登れば雀平です。
雀平は飛騨山脈の展望台。頂上まで行かず、ここで戻る人も少なからずいるほどです。
右手に笠ヶ岳。左の山の陰に槍ヶ岳が少し頭を出しています。
左手には薬師岳や立山。
雀平から前山が見えます。天蓋山はこの山を越えないと見えてきません。
急な登りの後、いったんゆるやかなブナ林を通り、ふたたび急登が始まります。
頭上が明るくなって(今回は青空が見えて)きたら、前山のピークです。
例の標識もあります。
図が描いてあり、ピークを下り天蓋山へ登り返すことが分かります。
ちなみに、ピークに上がった左に乗鞍と御嶽を望む展望ポイントがあります。
ピークを進むと下りが始まりますが、急で滑りやすいので注意が必要です。
目の前に天蓋山が現れました。
雪の急登を詰めると頂上が見えてきました。
天蓋と呼ばれる山の頂上は最高の展望でした。
標柱に描かれた文字は女性登山家の田部井淳子さんのものです。
展望できる山の数々。笠ヶ岳から槍ヶ岳。
黒部五郎岳。
薬師岳。
立山と剱岳。
振り返ると神岡の町と遠くに白山。
南に乗鞍岳と御嶽山。
温かいお茶を飲みながら30分ほど展望を楽しんで下山しました。
さて下山は気をつけないといけません。
昨日のような登山道の状態でなくても、もともと天蓋山の道は急で滑りやすいからです。
特に昨日のように雪が溶けて土がぬかるんでしまうと、足の置き場やバランスによって登山靴でも滑ります。
とにかく慎重に下ります。
その甲斐あって尻餅をつくことなく無事下ることができました。
12時を前に駐車場に戻ると車がいっぱい停まっていて、中にはこれから登ろうとしている人も。
たとえ低山でも、この時期に登るには時間が少し遅すぎるのではと思います。
天蓋山に関しては、登山道がぬかるむ前に戻ってくるのがおすすめ。また夕方になればふたたび凍結するかもしれません。
時間の経過により道のコンディションが変わることを理解して、晩秋の山は楽しく登りたいものですね。
Posted by 廣田 豊 at 19:30│Comments(0)
│登山