冬間近の籾糠山
2012年11月01日
籾糠山(もみぬかやま)10月31日(水)
標高:1744.3m
場所:飛騨市河合町と白川村の境界線上
◎入山口:国道360号線天生峠(駐車場とトイレ有り)11月の積雪日から5月末まで峠は冬期閉鎖
国道360号線天生峠道路は河合町と白川村荻町を結ぶ1車線の山岳路につき大型バスなどは通行不可。すれ違いに注意。
◎入山口と籾糠山の累積標高差:668m
◎入山には環境整備協力金として500円を払う
河合町から峠を上がり、天生県立自然公園の駐車場へ。
入山者は25名ほど。すでに公園内の紅葉はほとんど終わっていました。
しかし公園エリアの反対側には、植林されたカラマツがきれいに色づいていました。
20分ほどで湿原に到着。湿原は一周できますが、今年から一方通行になりました。
今回は籾糠山まで行くので、半周して奥の原生林へ。残り半周は帰りに利用します。
原生林の紅葉は、例年なら11月上旬まで見ることができます。
しかし今年は10月下旬に一気に色づき、気温の急激な低下にともない、また一気に落ちてしまったとのことでした。(顔なじみのパトロール隊員に聞きました)
枯れ落ち始めたわずかな色彩も、晩秋の趣を引き立てているだけです。
谷沿いのルートにあるカツラの門。
今年から古木の保護のため、その間を通ることができなくなり、門は眺めることしかできません。
木平分岐で籾糠山と木平湿原のルートに分かれます。
籾糠山へはまっすぐ進み、谷を渡り目の前の斜面を登ります。
登り始めは急登です。ゆっくり登ります。
途中で振り返ると木平が目線と同じ高さに。
やがて傾斜が緩くなり高原のような地形になります。幹を利用したベンチがあり、第2湿原へ下るルートとの分岐に合流。
ぬかるんだ道を進み、やがて現れた谷を渡り籾糠山の前山へと登ります。
前山のピークを下るところで籾糠山が見えてきます。
昨日は頂上付近に白く光る樹氷がありました。
頂上のすぐ下には雪がうっすらと残り、正午の気温はなんと1℃。
休んでいると猿ヶ馬場山から雲が湧いてきて、雪がちらつき始めました。
頂上から見ると、小鳥湖の周辺は紅葉のまっ盛りでした。
木平のブナ林。
こちらはすでに冬支度。
下山ルートは第2湿原へ。葉の落ちた木々の間から湿原周辺の原生林が見えていました。
30分ほどで湿原のブナ林に到着。
熊除けの缶を目印に、森の主のような巨木の裏を左に入ると第2湿原です。
湿原を眺めるベンチの奥にブナの巨木があり、幹には熊の爪痕が。
湿原から来た道を戻り、ブナの原生林を通り抜けます。
涸れた沢を渡り、ふたたび行く時に通った道に合流。第1湿原に戻ります。
湿原は残り半周を回り帰ります。
湿原の終了するあたりで振り返ると籾糠山と木平が見えました。ただし籾糠山の頂上は見えません。湿原の真ん中には匠神社の祠が見えます。
籾糠山は積雪4mを越える豪雪地帯です。
すでに冬の足音が聞こえてくるようでした。
標高:1744.3m
場所:飛騨市河合町と白川村の境界線上
◎入山口:国道360号線天生峠(駐車場とトイレ有り)11月の積雪日から5月末まで峠は冬期閉鎖
国道360号線天生峠道路は河合町と白川村荻町を結ぶ1車線の山岳路につき大型バスなどは通行不可。すれ違いに注意。
◎入山口と籾糠山の累積標高差:668m
◎入山には環境整備協力金として500円を払う
河合町から峠を上がり、天生県立自然公園の駐車場へ。
入山者は25名ほど。すでに公園内の紅葉はほとんど終わっていました。
しかし公園エリアの反対側には、植林されたカラマツがきれいに色づいていました。
20分ほどで湿原に到着。湿原は一周できますが、今年から一方通行になりました。
今回は籾糠山まで行くので、半周して奥の原生林へ。残り半周は帰りに利用します。
原生林の紅葉は、例年なら11月上旬まで見ることができます。
しかし今年は10月下旬に一気に色づき、気温の急激な低下にともない、また一気に落ちてしまったとのことでした。(顔なじみのパトロール隊員に聞きました)
枯れ落ち始めたわずかな色彩も、晩秋の趣を引き立てているだけです。
谷沿いのルートにあるカツラの門。
今年から古木の保護のため、その間を通ることができなくなり、門は眺めることしかできません。
木平分岐で籾糠山と木平湿原のルートに分かれます。
籾糠山へはまっすぐ進み、谷を渡り目の前の斜面を登ります。
登り始めは急登です。ゆっくり登ります。
途中で振り返ると木平が目線と同じ高さに。
やがて傾斜が緩くなり高原のような地形になります。幹を利用したベンチがあり、第2湿原へ下るルートとの分岐に合流。
ぬかるんだ道を進み、やがて現れた谷を渡り籾糠山の前山へと登ります。
前山のピークを下るところで籾糠山が見えてきます。
昨日は頂上付近に白く光る樹氷がありました。
頂上のすぐ下には雪がうっすらと残り、正午の気温はなんと1℃。
休んでいると猿ヶ馬場山から雲が湧いてきて、雪がちらつき始めました。
頂上から見ると、小鳥湖の周辺は紅葉のまっ盛りでした。
木平のブナ林。
こちらはすでに冬支度。
下山ルートは第2湿原へ。葉の落ちた木々の間から湿原周辺の原生林が見えていました。
30分ほどで湿原のブナ林に到着。
熊除けの缶を目印に、森の主のような巨木の裏を左に入ると第2湿原です。
湿原を眺めるベンチの奥にブナの巨木があり、幹には熊の爪痕が。
湿原から来た道を戻り、ブナの原生林を通り抜けます。
涸れた沢を渡り、ふたたび行く時に通った道に合流。第1湿原に戻ります。
湿原は残り半周を回り帰ります。
湿原の終了するあたりで振り返ると籾糠山と木平が見えました。ただし籾糠山の頂上は見えません。湿原の真ん中には匠神社の祠が見えます。
籾糠山は積雪4mを越える豪雪地帯です。
すでに冬の足音が聞こえてくるようでした。
Posted by 廣田 豊 at 22:20│Comments(0)
│登山